2010年06月07日

KOF13の変化

以前『KOF13』について、イメージが違いすぎるという意見を書きました。ところが、アーケードで稼動を開始したKOF13には、以前と違う、ちょっとした変化がありました。

キャラクターに舞やユリが追加された時には感じませんでしたが、新たに追加されたネスツチームのK'、マキシマ、クーラを見た時、いくつかの違いを感じました。

公式ページのキャラクター紹介で、グラフィックを確認できます。
http://game.snkplaymore.co.jp/official/kof-xiii/character/index.html

最初に、イメージがこれまでの作品とほぼ同じ、むしろリファインされカッコよくなってます。他のキャラクターにはデザイナーのクセが色濃く出ていましたが、この三人にはその影響がほとんど見られません。

次にアニメーションの変化。KOF12・13はポリゴンを使った3Dモデルをトレースするという、変わった手法でアニメーションを作っているそうです。その影響か、滑らかなアニメーションには成功しているものの、キャラクターの動きに躍動感がなくなってしまいました。しかし前述の三人、とくにK'とクーラはアニメ的に素晴らしい出来です。

この3D手法、アニメーション以外にも弊害をもたらしています。とくにキャラクターの影に注目してください。もとのモデルは3Dのため、光源の方向で『立体的な影』が写りこみます。

女性格闘家チームを例にとると、ユリ、キングの拳の影が、腰のあたりに落ちています。イラストやアニメ的には、あえて無視する影です。3Dをそのままトレースしたためと思われますが、あまり美しくありません。K'とマキシマの脚に同じような影がありますが、絵として気になるような不自然さはありません。

今回の変化は、KOF13からアートディレクターが交代になった情報に由来しているとみられます。前回はKOFシリーズに希望が持てないようなことを書きましたが、もっと長い目で見る必要がありそうです。
posted by 竜田光生 | Comment(1) | TrackBack(0) | 対戦格闘